レスリング世界選手権から帰国。金メダルを披露する(左から)伊調馨、吉田沙保里、坂本日登美=成田空港
レスリング女子の吉田沙保里(27)=綜合警備保障=が13日、世界選手権モスクワ大会から成田着の航空機で帰国。「ロンドン五輪までに結婚します。2年あれば何でもできる!!」と、アントニオ猪木ばりの言い回しで、電撃結婚を宣言した。
ただ、現在具体的な相手はいないそうで、「いい人を、紹介してもらいたい」と報道陣の前でダンナ様を“公募”。高まる結婚願望を素直に明かし、『人類最強の妻』となるための強い意欲を見せた。
五輪を含む世界大会10連覇を達成しての凱旋。「優勝すれば記録はあとからついてくる。これからも1つ1つの大会に優勝していきたい」。競技での目標はロシアの“人類最強”カレリンの12連覇。だが、それより先に吉田が目指すものは、『結婚』だった。
びっくり発言に目を白黒させたのが日本代表・栄和人監督(50)だ。「ロンドンで五輪3連覇という大きな夢がある。その秋の世界選手権で(世界大会)13連覇がかかるし」と12年までの結婚に難色。「その後の2年間で(結婚を)決めろ。結婚、出産してリオ五輪やるってことで」。“母でも金”の青写真を勝手に披露したが…。
(2010年9月13日)