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民主党は14日午後の臨時党大会で、菅直人首相(63)の代表再選を決めた。党所属国会議員と地方議員、党員・サポーターによる投票の結果、721ポイントを獲得し、491ポイントにとどまった小沢一郎前幹事長(68)を大差で破った。菅政権は継続。首相は近く内閣改造、党役員人事に踏み切る意向だ。小沢氏を要職に起用するかどうかが最大の焦点になる。ポイントの内訳は菅首相が国会議員票412ポイント、地方議員票60ポイント、党員・サポーター票249ポイント。小沢氏が国会議員票400ポイント、地方議員票40ポイント、党員・サポーター票51ポイント。
代表選では菅、小沢両氏とも選挙後の党分裂を否定する一方、政治手法や経済政策で互いに批判。関係修復は困難との見方が強い。首相は政権運営で“脱小沢”を目指す姿勢を鮮明にしており、小沢氏や同氏を支持した議員の処遇次第で、党内混乱の可能性がある。
菅政権の当面の課題は、円高・株安を受けた経済対策。消費税増税を含む税制抜本改革などの財政再建路線を堅持し、実現に巨額の歳出を伴うマニフェスト(政権公約)の見直しを進める。
政府、与党は9月下旬にも臨時国会を召集する方針。参院で野党が多数を占める「ねじれ国会」を乗り切るため、政策ごとに野党と連携する部分連合を模索する。ただ野党は代表選による民主党内の対立を好機ととらえ、早期の衆院解散を求め政権を揺さぶる構えだ。
小沢氏は計411の国会議員票で互角の戦いを展開しているとみられていたが、菅氏は世論の支持を追い風に地方議員と党員・サポーター票で優位に立ち、激戦を制した。
◆菅 直人氏(かん・なおと)東工大卒。80年社民連から衆院初当選。94年に新党さきがけに参加。橋本内閣で厚相。96年に民主党結成。代表、幹事長、鳩山内閣の副総理兼財務相などを経て、6月に3度目の代表になり、首相に就任。63歳。東京18区。衆院当選10回。
(2010年9月14日15時48分 スポーツ報知)
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