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勝利信じる小沢陣営 谷亮子議員も「確信あります」

民主党代表選の臨時党大会に向けた集会を終え、拍手で見送られる小沢前幹事長
民主党代表選の臨時党大会に向けた集会を終え、拍手で見送られる小沢前幹事長
Photo By 共同

 菅直人首相と小沢一郎前幹事長が2週間にわたり伯仲した戦いを繰り広げた民主党代表選。14日、迎えた決着の日。臨時党大会を前に菅首相は「日本立て直しを」と訴え、小沢氏は「最後のご奉公」と強調。双方を支持する議員らは最後まで票固めに奔走した。

 正午すぎ、菅氏支持派の議員が都内のホテルで開いた昼食会。メニューは縁起を担いで「カツカレー」を選んだ。菅氏は「支えてくれた先輩、同僚、後輩、特に1期生の皆さんの勇気ある行動に、心から感謝を申し上げる」とあいさつ。「何としても、この政権で日本立て直しの道筋をつけさせていただきたい」と決意を表明した。両手でこぶしを突き上げて笑顔を見せ、退出した。

 菅氏支持派の江田五月選対本部長は「伯仲だと思う。議員のみなさんは国民の声を代弁してくれると信じている」とにこやかな表情。藤田一枝衆院議員(福岡3区)は選挙を振り返り「長い神経戦だった。昨夜遅くまで(票読みを)やった。ここまで一人一人を押さえると、最後の演説で決める議員はずっと少なくなっている」と情勢を分析した。

 午前10時半から議員会館で開かれた小沢氏支持派の集会には、鳩山由紀夫前首相ら約110人の国会議員が参加。羽田孜衆院議員の手を引いて現れた小沢氏は「政治生活の総決算。次の世代の皆さんにたいまつを引き継いでいきたい、その一念」と力強い声で支持を訴えた。小沢氏が会場を後にする際は「小沢コール」も巻き起こった。

 参加した谷亮子参院議員は「勝利の確信はあります。駆け抜けるイメージでわたしも最後の瞬間まで全力を尽くします」と話した。

 小沢氏支持の松木謙公衆院議員(北海道12区)は議員会館の事務所で、週刊誌に掲載された議員の支持動向を示すリストを見ながら「こちらの判断と合っているものもあるし、違っているものもある。これから回ってくる」と話すと、直接支持を取り付けるため出掛けていった

 同じく小沢氏を支える川内博史衆院議員(鹿児島1区)は「勝利を信じている。最後まで(中立の議員の)説得を続ける」と国会議員票の上積みに走り回った。

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