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「今変えなければ」と小沢氏、菅氏は挙党態勢強調

 民主党代表選で菅直人首相と小沢一郎前幹事長は14日午後、都内のホテルで開かれた臨時党大会で国会議員の投票に先立ち演説した。最初に演壇に立った小沢氏は「今政治を変えなければ、もう間に合わないという切実な思いを世に問いかけたかった」と立候補の理由を表明。菅氏は「しっかりチームを組んで戦い抜こう」と挙党態勢を強調した。

 小沢氏は冒頭、自らの政治資金問題について「私の問題でお騒がせしたことを心からおわびする」と謝罪。その上で政治主導に関し「国の在り方を見直さないと日本を立て直すことはできない。官僚主導を根っこから国民、政治主導に変える」と主張した。

 民主党の現状を「去年の衆院選マニフェスト(政権公約)の理念がだんだん隅に追いやられつつある」と指摘し「財源、権限を霞が関から国民に取り戻さないといけない」と訴えた。外交については「日米は最も重要な2国間関係。日中、日韓は日米に次いで大事だ」と述べた。

 また次期衆院選について「衆院の解散・総選挙は与えられた任期を費やし、結果を出してからのことだ」と早期解散を否定。「国の最終責任者としてすべての責任をとる覚悟だ」と力説した。

 菅氏は今回の代表選について「代表選を避けるべきだという声があったが、若い仲間と向き合えてよかった」と評価。「代表、首相として重責を引き続き果たさせていただきたい」と強調した。

 党運営に関しては「民主党の原点は参加型民主主義とそれを支える自由闊達な議論だ」と指摘。「全員参加の内閣で本当の政治主導を実現する」と述べた。その上で「国民の信頼があれば今の行き詰まりを突破できる」と呼び掛けた。

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