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長寿県1位は島根…沖縄から38年ぶりに交代

 今年の100歳以上の高齢者は、全国で過去最多の4万4449人に上ることが14日、分かった。厚生労働省が「敬老の日」を前に住民票を基に調べた。昨年より4050人多く、40年連続の増加。

 都道府県別の人口10万人当たりの100歳以上は、昨年2位の島根県が74・37人で1位に。1973年以降37年連続で1位だった沖縄県は66・71人で2位となった。最も少ないのは埼玉県で18・75人。

 島根県の担当者は「人口が減ったため、相対的にお年寄りの割合が増えたのではないか」、沖縄県は「新たに100歳になる人が昨年に比べ少なかった」としている。

 また高齢者不明問題を受け、厚労省は本年度中に100歳になる人の所在確認を実施。2万3218人を確認したが、不明も10人いた。

 高齢者数は、9月1日時点の住民票を基に9月15日で100歳以上となる人数をまとめた。不明の10人は除かれているが、厚労省は「自治体が住民票の削除を進めているが、進ちょく状況が分からないので、不明者が含まれている可能性は否定できない」としている。

 国内最高齢は佐賀県基山町の長谷川チヨノさんで1896(明治29)年11月20日生まれの113歳。男性は昨年と同じ京都府京丹後市の木村次郎右衛門さんで1897(明治30)年4月19日生まれの113歳。

 調査が始まった1963年に100歳以上は153人だったが、1998年に1万人を突破、2003年に2万人、昨年に4万人を超えた。

 今年は男性5869人、女性3万8580人で、女性が86・8%。

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