NHK福島県のニュース　福島放送局

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種苗組合横領の疑いで女を逮捕

苗木などの生産者がつくる団体で組合員から預かった売上金など１９０万円を着服したとして警察は団体の経理担当だった女を業務上横領の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは福島県農林種苗農業協同組合の元職員で東京・中野区のアルバイト店員、五十嵐恵理子容疑者（５８）です。
警察の調べによりますと五十嵐容疑者は、４年前、組合員から預かった苗木の売り上げ金など１９０万円を２回にわたって着服したとして業務上横領の疑いが持たれています。
これまでの調べで五十嵐容疑者は当時、経理担当として通帳と印鑑の管理を任されていたということです。
組合では去年２月の内部監査で使途不明金が明らかになり五十嵐容疑者から事情を聞こうとしたところ行方がわからなくなり、警察に被害届を出していました。
警察は業務上横領の疑いで行方を捜査した結果、今朝、東京・中野区のアパートで五十嵐容疑者を見つけ、容疑を認めたため、逮捕しました。
警察は余罪がないか詳しく調べています。
今回の逮捕について福島県農林種苗農業協同組合の野尻榮一組合長は「詳細がわからないのでコメントできないが今後、事件の実態を明らかにして欲しい」と話しています。

09月14日　22時01分

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