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毛髪から検出、押尾容疑者は麻薬常習!?

2009年12月7日

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 麻薬取締法違反(譲渡)の疑いで逮捕状が出ている俳優押尾学容疑者(31)の毛髪から、合成麻薬MDMAの成分が検出されていたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。同容疑者はMDMAの使用で有罪になったが、その公判では常習性を強く否定。しかし、警視庁が既に同容疑者に対して行った毛髪鑑定ではMDMA成分が検出されており、それが常習性を裏付ける材料になっているという。

 今回の捜査は殺人などを担当する警視庁捜査1課が行っている。公判中の押尾容疑者が、一緒にMDMAを使用して死亡した田中香織さん(30)から「もらった」と主張したが、田中さんの毛髪からは同成分が検出されておらず、同課では押尾容疑者がMDMAを常習し、田中さんにも譲渡した疑いが強いとみている。

 また、押尾容疑者の元交際相手の元モデルは事情聴取に対して「MDMAは押尾容疑者からもらい、一緒に使用した」と証言しており、別件でもMDMA譲渡の容疑が出てきた。同課では、薬物入手捜査を突破口に田中さんへの保護責任者遺棄容疑でも、押尾容疑者を追及する方針だ。

 同課は、押尾容疑者以外にも、同容疑者にMDMAを渡したとして同法違反(譲渡)の疑いで知人でネット販売業の男の逮捕状を取っている。さらに事件当時に所属していたエイベックスの元マネジャー男性(退職)を田中さんの携帯電話を捨てた証拠隠滅の疑いで逮捕状を取得している。同課では押尾容疑者と元マネジャーの所在はつかんでいるが、知人男性の行方だけが不明で3人の身柄がそろい容疑が固まり次第、一斉に逮捕する方針だ。

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