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【大相撲】解雇は不当と元琴光喜関 地位保全求め仮処分申請2010年9月13日 19時19分
野球賭博関与で日本相撲協会を解雇された元大関琴光喜関の田宮啓司氏(34)が13日、同協会の解雇は不当として、力士としての地位保全を求める仮処分を東京地裁に申し立てた。田宮氏の代理人が明らかにした。 この代理人は解雇後に相談を受け、処分の理由や経緯について相撲協会に質問状を送った。納得のいく返事を得られず、仮処分申請に踏み切ったという。 田宮氏は野球賭博に関与していたが、相撲協会の事情聴取に関与を否定する虚偽の報告をしたことや、大関という角界を代表する地位で関与していたことなどが問題視され、7月の相撲協会理事会で解雇が決定した。 代理人は「申請の中で、他の力士との処分の差がありすぎるとか(賭博問題を調べた)特別調査委員会の手続きに問題があるんじゃないかと指摘した。本人は力士として戻りたいと言っている」と話した。 相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)は広報部を通じて「まだ詳しいことは聞いていません。弁護士にお任せします」とのコメントを出した。 (共同)
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