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上野順、日本人決勝対決制して連覇達成

 女子63キロ級で優勝し、金メダルを手に笑顔を見せる上野順恵=国立代々木競技場
 女子63キロ級で優勝し、金メダルを手に笑顔を見せる上野順恵=国立代々木競技場

 「柔道世界選手権第3日」(11日、代々木第一体育館)

 日本人決勝対決となった女子63キロ級は上野順恵(27)=三井住友海上=が、田中美衣(ぎふ柔道クラブ)を下し連覇のメダルをつかんだ。「去年より重みがある」。オール一本勝ちで世界の頂点に立った昨年の世界選手権で最大の武器だった大外刈りが研究されていた上での快進撃。「苦しい中、負けるのと勝つのは全然違う。勝ってよかった」と笑みをもらした。

 女王を最後まで追いつめた田中は「調子はよかったし、イメージ通りの試合ができたけど、勝ちきれなかった」と唇をかむ。12年ロンドン五輪をめぐるライバル争いは、今後も続いていく。

(2010年9月11日)





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