柔道女子78キロ超級の塚田真希(28)=綜合警備保障=が日本代表から引退することが11日、分かった。塚田は9日の世界選手権78キロ超級で3位に終わり、13日の無差別級代表を辞退。全日本柔道連盟の吉村和郎強化委員長は「今後は国際大会に出てこないと思う」と話した。
塚田は78キロ超級で04年アテネ五輪金、08年北京五輪は銀。世界一奪回を目標にしていた。同委員長は「ふがいなかったと思う。杉本の金メダルを喜んでいる。仏の心を持ったとき勝負師として終わり」と話した。
9連覇中の全日本女子選手権は「10連覇がかかっているし」と来春の同大会で偉業に挑戦する可能性を示唆した。
(2010年9月11日)