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押尾被告に裁判員から質問相次ぐ 会いたいのは「息子」

 合成麻薬MDMAを一緒にのんで死亡した飲食店従業員田中香織さん=当時(30)=を救命しなかったとして保護責任者遺棄致死罪などに問われた元俳優押尾学被告(32)の裁判員裁判で、東京地裁(山口裕之裁判長)は13日午後も被告人質問を続け、裁判員6人のうち5人が事件当時の状況などを相次いで尋ねた。

 女性裁判員から、被告が「大切」と表現した田中さんを置いて現場を立ち去った理由を尋ねられた被告は「薬の発覚を恐れた。とにかく薬を抜きたかった」と供述。男性裁判員の「今、会いたい人は」という問いには、一呼吸置いて「息子です」と答えた。

 119番しなかった理由を尋ねた検察側にも「田中さんが亡くなってしまっていたので、薬を抜くのを優先させた」と答え、当時のマネジャーに“身代わり”を頼んだかどうかには「第一発見者になってほしいと言っただけ」と否定した。

 弁護側から尋ねられた田中さん死亡までの状況については、田中さんが突然歯を食いしばり、両手を握り締めて上下に振りながら倒れ、白目をむいたと説明。

 さらに「びっくりして『おい』と声を掛けたが反応がなく、脈もなく、『これはまずい』と思って人工呼吸と心臓マッサージを10セット以上やったが、生き返らなかった」と救命措置を尽くしたことを強調した。

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