7日、沖縄県の尖閣諸島沖の領海内で中国漁船と海上保安庁の巡視船が接触した事件で、公務執行妨害で逮捕された中国人船長が8日午前に石垣島に移送されました。

 逮捕されたのは、中国人船長・セン其雄容疑者(41)です。第十一管区海上保安本部によると、セン容疑者は、尖閣諸島久場島の北西約15キロの領海内で、海保の停船命令を無視して航行を続け、巡視船「みずき」と接触し、公務を妨害した疑いが持たれています。セン容疑者は8日朝早くに石垣港に到着し、石垣海上保安部に身柄を移されました。海保は、セン容疑者の漁船が領海内で違法に操業しているのも確認していて、「外国人漁業規制に関する法律」違反などの立件も視野に入れて、セン容疑者から詳しく事情を聴くことにしています。

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