(cache) 巡視船接触　石垣島に逮捕の中国人船長移送

< 2010年9月8日 12:06 >

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　東シナ海の沖縄・尖閣諸島沖で、中国漁船と海上保安庁の巡視船２隻が接触した事件で、海上保安庁は８日未明、漁船の中国人船長を公務執行妨害の疑いで逮捕し、身柄を石垣島に移した。

　海上保安庁の発表によると、７日午前、尖閣諸島・久場島沖の日本の領海内で網を下ろし、違法操業していた中国漁船が海上保安庁の巡視船の停船命令を無視して逃走し、２隻の巡視船に衝突した。

　海上保安庁は８日午前２時過ぎ、船を衝突させて立ち入り検査を拒否したとして、公務執行妨害の疑いで漁船の船長、セン・キユウ容疑者（４１）を逮捕した。セン容疑者の身柄は８日朝、石垣海上保安部に移され、現在、取り調べが行われている。

　また、中国漁船と残りの１４人の船員も巡視船とともに石垣島に向かっていて、８日夕方に到着する予定。

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