「アリラン・スリラン」という単語をバイカルの少数民族が使っている
記事登録:'05年8月14日19時18分26秒/記事修正:'05年8月14日19時1分35秒
韓国 www.hani.co.kr ハンギョレ THE HANKYOREH
イルクーツク=アン・グァノク記者
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/57272.html※日本語機械訳意訳
『バイカル近隣の少数民族エベンキ族は、
現在まで「アリラン」と「スリラン」という単語を使っています。』
韓・露 ユーラシア大長征推進委は、11日、
ロシアのバイカル湖近隣のイルクーツク大図書館で、
韓・露両国のシベリア文明研究者たちが集まった中「韓・露 ユーラシア文化フォーラム」を開いた。
このフォーラムは「生命の始原」と象徴されるバイカルで、
私たちの民族の起源を探そうとする試みとして企画された。
フォーラムにおいて、ウ・シルハ(禹實夏)航空大教授は
『シベリアの南部の地域に住んでいるエベンキ族の言語で、
アリラン(ALIRANG)は「迎える」という意味で、
スリラン(SERERENG)は「感じて分かる」という意で使われている』と説明した。
彼は『私たちが意味も解らずに民謡のリフレインとしてのみで使ってきた
「アリラン・スリラン」は、古代北方シャーマニズムの葬儀文化で
「魂を迎えて離別の悲しみをこらえる」という意味だったものと推定される』と強調した。
この単語が、今以って私たちに残っているという点は、
シベリアで私たちの先祖の痕跡を探すことができる糸口になるということだ。
イ・ホンギュ ソウル大学医学部教授は、
シベリアの原住民たちの遺伝子と韓国人の遺伝子型を分析した結果、
70%ほどが典型的なモンゴロイドの遺伝型を見せたと報告した。
彼は『父系を明らかにさせるY染色体の場合、シベリアの原住民は主にO型、
南アジアの原住民はC・D型なのに対し、韓国人はO型とC・D型が混ざっている』とし
『韓国人は北方モンゴロイドと南方原住民の血が混ざって形成された民族』と主張した。