『Windows』シリーズの産みの親であるマイクロソフト社が、9月10日にスマートフォン向けのプラットフォーム『Windows Phone 7』の完成を祝いセレモニーを行った。スマートフォン市場でもアップル社に負けじと、セレモニーでは「iPhoneの時代は終わった」とばかりに『iPhone』の葬儀をしたのだ。この葬儀は動画共有サイト『YouTube』に公開されている。

2010年9月10日、マイクロソフトは本社のあるワシントン州レイモンドで大々的なパレードを行った。『Windows Phone 7』の完成を祝うために、社員による仮装パレードを開催したのだ。

パレードではアップル社の『iPhone』と、カナダのリサーチ・イン・モーション社の『BlackBery』の葬儀をし、「二社の時代は終わった」と強烈にアピール。わざわざ棺(ひつぎ)と霊柩車まで用意して街を歩いた。しかも、マイケル・ジャクソンの『スリラー』をBGMに社員たちはダンスを披露。まるで、『iPhone』も『BlackBerry』も『Windows Phone 7』の前ではゾンビに等しいと言わんばかりだ。

同社によると、1万台のデモ機で50万時間のテストを実施、さらに耐久度を測るために350万時間にもおよぶ負荷検査も行ったとしている。二社を葬(ほうむ)る準備は万全のようだ。それにしてもかなり過激なパフォーマンスだ。それだけしっかりとした製品に仕上がったということなのだろうか?

Screenshot from neowin.net.
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