北朝鮮が党代表者会延期、金総書記の健康問題で＝報道

　［ソウル　１３日　ロイター］　北朝鮮労働党は、金正日総書記の健康問題を理由に、３０年ぶりの党代表者会開催を延期した。韓国のＹＴＮ（聯合通信ＴＶニュース）が１３日、韓国情報当局者の発言として報じた。ただ総書記の健康状態は、党代表者会を中止するほど深刻ではないという。

【写真】健康問題や後継問題に関心が集まる　北朝鮮の金正日総書記

　ＹＴＮによると、その情報当局者は、総書記の健康状態が前月の中国訪問以降、悪化したことを認識していた。ただ、代表者会中止を正当化するほど深刻な状態ではなく、近く開催される見通しだという。

　韓国の統一省および外交通商省は、報道に関するコメントを拒否した。　

　代表者会は、北朝鮮の後継問題を加速するために開催されるとみられており、アナリストは、代表者会で総書記の三男ジョンウン氏に役職が与えられる可能性が高いと指摘している。


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