 |
2010年9月12日（日） 18:05 |
|
|
|
岡大で脳死からの肺移植手術始まる
臓器移植法の改正以来8例目となる本人の書面での意思表示がなく家族の承諾で行われた脳死からの臓器提供で、肺の移植手術が岡山大学病院で始まりました。
日本臓器移植ネットワークによりますと、臓器を提供するのは北海道の札幌市立札幌病院に入院していた40代の男性です。
男性は書面で臓器提供の意思を示していませんでしたが、家族が脳死の判定と臓器の提供に同意しました。
このうち肺は岡山大学病院で九州在住の50代の男性患者に移植されることになり、12日午後4時過ぎ、岡山大学から派遣された摘出チームによって摘出されました。
移植を受ける患者は、肺の壁が繊維化し酸素を取り込みにくくなる特発性間質性肺炎で移植登録していました。
岡山大学病院では、さきほどからこの男性患者の移植に向けた手術が始まっています。
手術は13日午前2時ごろ終了する予定です。
|
|