宇佐市教委は、このほど同市法鏡寺の駅川公民館で子ども料理教室を開いた。食育をテーマに、大分大教育福祉科学部の女子学生もボランティアで手伝い、来年1月まで5回にわたり小学生と、うどんの手打ちなどをして楽しく交流する。
1回目は5日あり、同学部1、2年の11人と駅館小の児童ら12人が参加。わいわい言いながら、空揚げや卵焼き弁当などを作った。駅館小5年、栗林未侑さん(11)は「大学生のお姉さんに作り方を教えてもらい、楽しかった」と話した。
最終回は、リンゴのむき方など「お手伝い検定」を行い、児童に級を授与する。同大が推進しているフレンドシップ事業の一環で住田実・同学部教授が指導。学生らがボランティアで子供らと交流し、単位も取得できる。【大漉実知朗】
毎日新聞 2010年9月11日 地方版