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尖閣諸島沖:海保巡視船と中国漁船が接触 けが人はなし

 7日午前10時15分ごろ、沖縄県尖閣諸島の久場島(くばじま)の北北西約12キロの日本の領海内で、パトロール中の海上保安庁の巡視船「よなくに」(1000トン)が、中国のトロール漁船と接触した。同じ中国漁船が別の海保の巡視船に接触したとの情報もあり、海保は確認を急いでいる。

 海保によると、よなくにの船尾付近の左舷側に中国漁船の左舷の船首が接触し、よなくにの甲板のてすりの支柱1本が折れるなどしたが、両船とも航行可能で、けが人はないという。よなくにから午前10時半に一報を受けた第11管区海上保安本部(那覇市)は対策室を設置した。

 久場島は魚釣島の北東に位置し、付近では04年2月、中国の海洋調査船が日中間の合意に基づく事前通告をせず日本領海内に侵入し調査活動を実施したことがある。【石原聖】

毎日新聞 2010年9月7日 12時44分(最終更新 9月7日 13時06分)

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