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留任運動?長妻“ミスターPT”厚労相 省内にチーム乱立

民主党代表選で街頭演説する菅首相(中央)。左は蓮舫行政刷新相、右は長妻厚労相
民主党代表選で街頭演説する菅首相(中央)。左は蓮舫行政刷新相、右は長妻厚労相
Photo By 共同

 過熱する民主党代表選を横目に、長妻昭厚生労働相が省内にプロジェクトチーム(PT)を矢継ぎ早に立ち上げている。代表選後の新内閣発足をにらんだ“留任運動”との見方もある。

 かつては「ミスター年金」と名をはせたが、厚労相就任後は慎重な言い回しで「ミスター検討中」とやゆされた長妻氏。今度は「ミスターPT」?

 厚労省では6日から9日まで連日、新たなPTの初会合を開催。「遊休資産売却PT」「業務改善推進PT」「予算支出状況の情報公開PT」と乱立気味だ。いずれも長妻氏の思い入れの強い「役所文化改革」の色が濃い。

 長妻氏は周囲に「改革の方向性を省内に埋め込む」「ガンガンやる」と話し、意気軒高だ。ただ、官僚たちは「厚労行政に今後もかかわる姿勢をアピールしたいんでしょう」と冷めている。

 PTをつくったからには、会合を数回開いて報告書や提言をまとめるなど“後始末”が必要だが、「大臣が代わったらすぐ廃止したいのが本音」と漏らす幹部も。「でも、閣外に出たら『あのPTはどうなったか』と追及してくるだろうし…」

 13日には独立行政法人を整理する有識者会議も新設予定。乱立は代表選前日まで続く。

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