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上野順 雅恵さんに続き初の姉妹連覇!

<世界柔道3日目 男子63キロ級>決勝 優勝した上野(右)と2位の田中
<世界柔道3日目 男子63キロ級>決勝 優勝した上野(右)と2位の田中
Photo By スポニチ

 【柔道世界選手権第3日女子63キロ級】上野順恵が、苦しんで苦しんで、初の姉妹連覇を決めた。

 昨年のロッテルダム大会を制した上野が、田中との日本人対決となった決勝を旗判定でモノにした。01、03年大会の70キロ級で連覇した姉・雅恵さん(31)に続いて、自らも連覇を果たし「疲れましたぁ。どういう形でも金メダルを獲ろうと思っていた。苦しい中で勝てて良かった」と控えめに笑った。

 3姉妹でたどりついた2度目の頂点だ。会場に入ってからのアップでは、妹・巴恵を相手に投げ込み、その姿を雅恵さんにチェックしてもらった。準決勝後に首に違和感を覚え、手足がしびれる症状に見舞われたが、女王の意地で戦い抜いた。雅恵さんは五輪でも04年アテネ、08年北京と連覇。偉大な姉を超えるため「目の前の試合を一つ一つ頑張っていきたい」と足元を見つめて金メダルロードを歩んでいく。

 ◆上野 順恵(うえの・よしえ)1983年(昭58)7月1日、北海道旭川市出身の27歳。4歳から柔道を始め、六合中、旭川南を経て、三井住友海上所属。09年ロッテルダム世界選手権でオール一本勝ちで金メダル。姉・雅恵さんは01、03年世界選手権、04、08年五輪で金メダル。妹・巴恵も柔道家。組み手は左、得意技は大外刈り。1メートル63。

 ≪田中 大健闘銀≫伏兵が銀メダルだ。初の世界選手権代表・田中が、準決勝まですべて一本勝ち。上野順との決勝は旗判定で敗れ「チャンスがあったのに優勝できなかった。初出場とか関係なくすごく悔しい」と大健闘にも唇をかみしめた。苦手の外国人選手が対戦する前に姿を消す幸運にも恵まれ「運が良かった」と振り返る22歳。「(ロンドン)五輪を目指しているので、勝ちきれなかった課題を克服したい」と力を込めていた。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年09月12日 ]

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