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4連覇狙う白鵬48連勝!かど番魁皇ら大関陣安泰

大相撲秋場所初日の土俵上であいさつし、一礼する日本相撲協会の放駒理事長(前列中央)と三役以上の力士
大相撲秋場所初日の土俵上であいさつし、一礼する日本相撲協会の放駒理事長(前列中央)と三役以上の力士
Photo By 共同

 大相撲秋場所初日(12日・両国国技館)3場所連続全勝優勝中で自身初の4連覇を狙う横綱白鵬は、小結鶴竜を寄り切りで退けた。初場所14日目から続く昭和以降3位の連勝記録は48に伸びた。野球賭博問題のため異例ずくめだった名古屋場所からの再出発となる今場所は、4大関も白星発進。13度目のかど番で進退を懸ける魁皇は豊真将をはたき込み、日馬富士は小結稀勢の里を下手出し投げで退けた。琴欧洲は時天空を上手投げで下し、把瑠都も若の里を突き出した。初日に横綱、大関陣が安泰なのは、ことし春場所以来。阿覧と栃煌山の新関脇2人はともに黒星だった。

 いつもの場所の雰囲気が戻った初日の結び。結果的には白鵬の地力が際立った。鶴竜にもろ差しを許したが、最後は落ち着いて寄り切り。「苦しい場面があったけど、うまくさばけた」。連勝を48に伸ばした横綱は余裕の口調だった。

 記録の更新、4場所連続全勝優勝が懸かる場所の初日。いつにない緊張だったのも無理はない。立ち合いで鶴竜が手をつかないことを嫌い、珍しく立ち上がった。

 2度目で立ったが鶴竜にもろ差しを許した。ここで素早く巻き替え左四つで動きを止めた。最後は相手が巻き替えたところで狙い澄ましたように両上手を引きつけ、勝負をつけた。「(自分には)手の長さと身長があるからね」と涼しい顔だ。

 白鵬が次の目標として公言したのが、元横綱千代の富士の九重親方が持つ昭和以降2位の53連勝。その九重親方も「あえて数字を口に出すことによって自分で手綱を緩めないようにしている。53には余裕で並ばれる感じだよね」と脱帽する。

 先場所は天皇賜杯を抱けず、表彰式で泣いた。「終わったことは終わったこと。今は前向きに場所を頑張るだけだ」。まだまだ連勝が伸びることを予感させ、白鵬の秋場所が始まった。 秋場所初日

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