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謹慎明け力士に声援 理事長謝罪…満員御礼出ず

 NHKの生中継再開や天皇賜杯授与の復活など通常の状態に戻った大相撲秋場所が12日、東京・両国国技館で開幕した。初日恒例のあいさつで、就任後初の本場所となった日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)は「近年、相撲設立以来の危機的な事態となり、皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くおわび申し上げます」と謝罪した。

 土俵上から信頼回復への決意やファンへの感謝も伝えた理事長に、客席から大きな拍手が送られた。ただ、全体的な客足はいまひとつで満員御礼とはならなかった。相撲協会広報部によると、東京開催場所の初日に満員御礼が出なかったのは2005年秋場所以来。

 野球賭博問題で10人の関取が謹慎するなど異常事態だった名古屋場所からの出直し。先場所の謹慎で幕内から陥落した豊ノ島関と雅山関は十両で対戦した。勝った豊ノ島関は「お帰りという温かい声援をいただいて、ぐっとくるものがあった」と話した。

 放駒理事長は記者会見を開き「正常開催は各方面のご協力とご理解があったから。ほっとしている。再生に向けた場所を引き継いで、躍進、発展という形にしていきたい」と抱負を述べた。

 暴力団観戦が問題となった維持員席は専用の入場口と受付を設け、観戦者を確認した。

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