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またもタブーを犯した風水詐欺師
同じ占術でも風水と占星術は正反対の方向を向いているように思われる。インド占星術は四柱推測、紫紫斗数と同様「命理」を説く占術に属する。命理系の占術は開運を図るにしてもあくまでその人の「命理」の示す範囲での開運というのが原則である。ところが命術を知らない気学家、遁甲家、風水師、姓名家の一部の人達はこの原則を無視して、方位、択日、家相、命名が万能であるかのごとく主張する。そう言う意味では、風水と命術・占星術は相性が悪い面がある。

そもそも風水師は一般的に命術を苦手とする。命術をやる人は風水はあまり好まない。こういう相矛盾することをあえてやろうとすると質が悪くてあとさき問題となる事が多い。たとえばwikipediaで厳しく批判されている風水師が片手間に教えるほどインド占星術は甘いものではない。そもそもこれほど受講生を馬鹿にした話はない。また、インド占星術に対する冒涜でもある。そんな輩に限って護符、呪文、宝石等々おかしな金儲け主義の方向に走るだろう。そしてインド占星術を貶めようとするだろう。邪悪な魂に騙されてはいけない。ジョーティシュを志す者は目先の利益につられて悪魔に魂を売ってはならない。

一ケ月ほど前、大阪の南師古さんと言う方が書いている「宗教・占い探玄」というブログの記事を偶然目にしたことがある。縄張りを侵した無能な風水師の事を憤った内容だった。私は占星術師なのでそれを読んだ時は、そうかもしれないな位にしか思わなかった。いくら評判の悪い風水師でも、まさか占星術の世界にまでは侵すことはあるまいと思っていたからだ。しかし、この詐欺師は遂にこのタブーを犯した。思い起こせばK門の弟子とか言う人が私の講義を受けに来たことがある。「K門先生に聞いてこいと言われたので参加した」と言っていた。これも今にして思えば刺客の派遣だろう。つまり弟子を使ってのノウハウのパクリだ。この人は弟子を使って本を書かせているという風評もある。どおりで薄くて無内容な本ばかりだ。

今は私は南師古さんが怒る気持がよくわかる。この記事に書かれてるように、東洋占術と同様インド占星術もまた地道な勉強を必要とし、10年はおろか一生かけて研究を要する。私はこんないい加減な詐欺師に許すことができない。南師古さんの記事を参考まで紹介する。

逆鱗に触れる
占い業界にもタブーがある。相手の縄張りを侵してはいけないということだ。老舗の占い流派に喧嘩を吹っかけてタダで済む訳が無い。・・・・
         (中間省略)

東洋系の占いの勉強は実に地味で努力を必要とするのである。それをちょっと中国や韓国にひょこっと留学して「私は師から秘伝を授かりました」なんて言っても、当人のそれまでの学習経験や師匠の経歴を吟味してしまう。私の知っている良心的な占い師はトータル10年はきちんと占い教室に通って下地を作って る。まあ、最低4〜5年は占い教室に通っている。2〜3年で鑑定に入るのは実際心許無いとみんな言ってる。まあ別に独学だけでも出来るんだけど、周りには 一人もいませんね。

おまけに自分の占術と世間に出てる占い師の力量チェックをするために、顧客として何処そこの占い師の鑑定を受けたりするからね。流派出身の占い師は厳し いからね。チェックが。教室でも先生らは言うよ。「あんなんでよくお金をとって開業してるわ」とか「大運の計算を間違えてるのが分かってから聞く気もしな かった」とか。それは厳しい。だって毎日占いの勉強を何時間も数年間続けた先生らが流派出身は殆どだから。勉強の嫌いな人は東洋系の占いの勉強は中途で挫折します。根気がどうしても必要みたいですね。

業界勢力図
日本の占い業界は2大流派があり、お互いに交流関係があるのは前に書いたとおり。流派出身でない、新鋭の占い師たち。彼らの中で流派の占術のあり方に疑問 を投げかけ、新流派・新勢力を構築しょうとしたのが「K」。テレビやT書院で派手に煽るんで、「へ〜」と占い愛好家はびっくり。流派に与えた影響は深刻な ものであった。

流派が「K」を情報収集すると、何のことは無いただのペテン師。2ちゃんねるの猛攻を受けることとなる。流派出身でない占い師は大人しく、地味にしておくべきだったな。おまけに片方の流派は若手のホープY氏を擁し、新たなビジネスに船出する時期と重なっていた。そりゃー、怒りもしますわいな。・・・・
          (中間省略)

「K]を採用しているテレビ局は何を考えてるのか知れんが、Dr「K」の二番煎じにしか過ぎない。ともあれ、占術家として長持ちしないのは間違いなかろう。占いの大師匠ですら占術家というものは控え目にしているものである。「K]はもうテレビに出るな!詐欺師の面は見たくも無い。

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