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京都18戦ぶり歓喜!秋田監督初星で最下位脱出

秋田監督(右)は森岡コーチと笑顔で抱き合った

◆ 神戸に3発快勝 ◆

 秋田サンガが勝った−。ホームで神戸と対戦した京都は3−0と快勝。リーグ戦18戦ぶりの勝利で最下位を脱出するとともに、秋田豊監督(40)にとってはリーグ戦初勝利となった。

◆ 2年目GK守田、今季初完封に貢献 ◆

 <京都3−0神戸>長い長いトンネルを抜けて、秋田サンガがようやく初勝利を手にした。3−0の快勝で3月27日の磐田戦以来、リーグ18戦ぶりとなる勝ち点3。紫に染まったスタジアムに歓喜の声が響き、秋田監督が両こぶしをつき上げた。

 「これまで何試合か忘れるくらい、勝っていなかった。その中でも応援してくれた人たちにありがとうと言いたい」

 シーズン途中の監督交代から就任8試合目。苦しんだ分、喜びもひとしおだ。前日10日には理想の展開を「3−0かな」と話しており、予言?も的中した形だ。

 前半35分にFWドゥトラが今季3点目となる先制弾。1−0の後半14分にMF松岡、35分にGK榎本が退場して数的有利とし、後半ロスタイムにFWディエゴ、6分後にMF渡辺が立て続けにゴールを奪い、神戸の息の根を止めた。

 若き守護神の奮闘も大きかった。「色んな意味で、変化、勢いをつけたかった」と抜てきされたのはプロ2年目、公式戦初出場初先発のGK守田だった。22節目で今季初完封の立役者となった20歳は「監督の鹿島でのプレーをテレビで見ていた。(監督が)いいプレーだったと言ってくれてうれしい」とホオを緩めた。

試合結果

[ 2010年9月12日付 ]

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