３万人の参加を目指し、来年秋に開催される「第１回大阪マラソン」について、大阪府の橋下徹知事や大阪市の平松邦夫市長らが１０日、開催日を来年１０月３０日とするなどの概要を発表した。

　記者会見の前に組織委員会の設立総会を開催。コースは今後委員会で協議し、来年１月ごろに正式発表するとしている。会見で橋下知事は「東京マラソンよりいいマラソンにします」と宣言。平松市長は「大阪のホスピタリティー（もてなしの心）を世界に発信したい」と話した。マラソンへの参加については、２人とも消極的だった。

　一方、大阪マラソンの経済波及効果が大阪府内で約１２４億円と関西大（大阪府吹田市）の宮本勝浩教授（理論経済学）らが試算、発表した。

[ 2010年9月11日付 ]