口てい疫 失業者に“働く場”
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口てい疫 失業者に“働く場”

9月11日 12時54分 twitterでつぶやく

口てい疫の影響で失業した人たちに働く場を提供するため、宮崎県内のJRの駅に、地元の特産品を販売する店が11日、オープンしました。この店は来年3月まで営業することになっていて、従業員たちはそれまでの間に畜産業を再開したり、新たな仕事を探したりすることにしています。

この店は口てい疫の影響で失業した畜産業をはじめとするさまざまな業種の人たちの就労を支援しようと、商工団体などが開いていて、駅の中の空き店舗を利用しています。宮崎県内の7つのJRの駅で、果物や和菓子など地元の特産品を販売する店をオープンする予定で、口てい疫の影響で失業した人など29人が従業員として雇用されました。11日はこのうち、宮崎市のJR南宮崎駅の店が営業を始め、テープにハサミを入れてオープンを祝いました。店では早速営業が始まり、はっぴを着た従業員たちが買い物客に応対していました。従業員の女性は「牛を30頭飼育していたが、全部処分しなければならなかった。仕事を失ってしまったので、雇ってもらえて助かります」と話していました。この店は来年3月まで営業することになっていて、従業員たちはそれまでの間に畜産業を再開したり、新たな仕事を探したりすることにしています。