参考書は白黒が一番!
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やっと、仕事のほうが落ち着いてきました。
なんとか、土日が休める状態になってきたので、
今週からブログの更新を
週2回(火・金)
にしますので、楽しみにしていてくださいね
さて、今日は、私が高校生の頃のお話です。
私は高校生の頃、よく参考書を買いました。
そのときに、なぜかいつもカラーや多色刷りのものは見た瞬間に却下!でした。
読もうとしても、チカチカして読みにくいのです。
あちこちに色がつきすぎて、どこがポイントだかよくわからない…
二色刷りは時々買いましたが、極力、色がついているところが少ないものを選びました。
できれば、赤の二色刷りよりは、青や緑の二色刷りのほうを好みました。
でも、やっぱり、一番好きだったのは…
白黒!
です。
二色刷りは、自分がすでに知っていることまで赤(青・緑)で書かれているのが、
「余計なお世話!」
と感じてしまうのです。
参考書を読んで勉強する時って、自分がわからないことだけを重点的に勉強したいわけです。
そのときに、すでに自分が知っている部分に色がつけられていると、気が散るんですよね。
つい、そこに目がいってしまうので…
できるだけ自分の勉強したい・覚えたい部分だけを目立つようにしたかったのです。
二色刷りだと、先に色がつけられているので、「自分にとって重要」かどうかの判断が狂ってしまうのです。白黒であれば、色によって判断を狂わされることがありません。
ですから、白黒の参考書を選ぶことが多かったのです。
そして、白黒で書かれた参考書を、何の先入観も持たないようにして読みながら、自分にとって大切なポイントをピンクと水色の蛍光ペンで色付けしていくのです。
二色刷りの本でも同じようにできそうですが、赤字(青・緑字)の箇所と蛍光ペンの色とのバランスがとれなくて、気持ちが悪くなるのでいやでした。
こうして読み終わると、白黒だった参考書は、ピンクと水色の蛍光ペンで、きれいに色づけされて
「私にとっての重要な内容がクローズアップされた参考書」
ができ上がるのです。
それが、楽しみでした。
きれいに色がついた参考書をみると、なんだか嬉しくて仕方がありませんでした。
「私だけのオーダーメイドの参考書」
という気分でしょうか。
そうして、2回3回と読んで理解が深まってくると、黄色の蛍光ペンが登場します。
理解が深まってくると、初めの頃に線を引いた箇所は、もはや「自分にとっての重要ポイント」ではなくなってしまうからです。
すると、もっと詳しい内容の箇所に、黄色で線を引くのです。
こうして、黄色の箇所まで自分の身に付いた頃には、その参考書は卒業です。
卒業した参考書を眺めると、本文のほとんどの部分がピンク・水色・黄色で3色でチカチカです。
けれど、そのチカチカは、他人からの押し付けではないので、私にとっては「視覚的に分類された」内容になっているのです。
私の場合、(カメラアイではありませんが)基本的に記憶や理解ははなんらかの「画像として形あるもの」でなければ、記憶に残りません。読みながら「線を引く」という動作が私にとっては大切でした。線を引くと、その部分の文字を凝視するので、視覚が刺激されるからなのか、その部分がピンポイントで画像としてよく頭に残るのです。
こうして、昔の自分の行動をよく考えてみると、発達障害の特性が出ていたのですね。
「色が多いと気が散る。」
(これは、「エイリアンの地球ライフ 」の著者:泉流星さんもおっしゃっておられますね。)
しかし、私の場合は、それだけではなく…どちらかいうと…
「ここが重要!なんて、勝手に色づけされている、他人からの押し付け感がイヤ!」
という気持ちも強かったです。
自分だけにぴったりのものがいい!
自分がほしい情報だけ吸収したい!
他人に押し付けられるのはイヤ!!
ものすごくわがままです
でも、その「わがまま」と「視覚過敏」(カラーがいやだったこと)が合わさって、
自分で色をつけて、私専用の参考書をつくる!
という方法にたどり着いたのです。
そのおかげで、ものすごく成績が伸びました。
この方法は、現在も資格試験の勉強の時に使っています。
高校時代に工夫で練りだしたこの勉強方法は、私にとって一生モノの宝になったのです。
つまり、(この頃は意図していたわけではありませんが、)発達障害の特性をうまく利用して、自分にあった方法を身に付けたものが一生モノの宝になったわけですね。
みなさんも、自分の「わがまま」な部分を満足させるための工夫をすることで
自分だけのすばらしい宝物を手に入れてください
「わがまま」も
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