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最終更新:2010年9月7日(火) 22時56分

常岡さん、「政権中枢に近い人物が関与」

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 アフガニスタンで誘拐され、およそ5か月ぶりに解放されたフリージャーナリストの常岡浩介さんが都内で会見し、今回の事件にアフガンの政権中枢に近い人物が関わっていたとの認識を示しました。

 「(今回の事件は)地方軍閥それも腐敗した人たちが、中央の統制を離れて、暴走した結果だと把握している」(アフガンで誘拐されていた常岡浩介さん)

 常岡さんによりますと、誘拐した当初、犯人らは武装勢力「イスラム党」のメンバーと名乗っていましたが、4月の中頃に常岡さんに日本大使館へ電話をさせた際に「タリバンに拘束された」と言うよう強制し、以来タリバンを装うようになったということです。この武装勢力のトップは、カルザイ大統領の顧問を務める人物の部下にあたるとしています。

 常岡さんは、今回の事件は反政府勢力タリバンによるものではなく、カルザイ大統領の権限が非常に弱いことで起きている地方での腐敗や暴走が背景にあるとの見方を示しました。

 日本政府は今後5年間で最大50億ドルに上るアフガン支援を決めていますが、これが正しく使われていると思うかとの質問に対し、常岡さんは、「支援は、全体の1割から2割の政府側の支配地域のみで使われることになり、反政府側の政府側に対する敵意をむしろ大きくするかもしれない」との懸念を示しました。(07日21:45)

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