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2010年9月12日(日) 11:50 |
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賞田廃寺跡、来月にも修復に着手
岡山市中区賞田の国指定史跡「賞田廃寺跡」で、石材が崩れ落ちたまま放置されていた問題で、岡山市は来月にも修復に着手する方針であることがわかりました。
「賞田廃寺跡」は、飛鳥時代に豪族によって建立されたとされる寺院の跡で、岡山市が2億3000万円かけて復元したものです。 しかし、史跡の基盤に使われた石材の強度が弱く、ぼろぼろに崩れたまま今年3月に整備事業が終了していました。 岡山市は、文化庁と協議した結果、崩れた石材およそ550個を強度が強い石に取り替えることにしたもので、9月市議会に提案する補正予算に、修復費用3900万円を計上しました。 岡山市教育委員会は「一刻も早く修復したかったが対応策の検討に時間がかかった。補正予算が認められれば、来月にも修復に着工したい」としています。
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