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H2A打ち上げ成功 「みちびき」を軌道投入
(2010 09/11 20:57)
準天頂衛星初号機「みちびき」を搭載、上昇するH2Aロケット18号機=11日午後8時17分、南種子町の種子島宇宙センター
 三菱重工業は11日午後8時17分、カーナビゲーションや携帯電話で利用されている衛星利用測位システム(GPS)の精度向上を目指す準天頂衛星初号機「みちびき」を搭載したH2Aロケット18号機を種子島宇宙センター(南種子町)から打ち上げ、予定通りの軌道に投入、打ち上げは成功した。H2Aは7号機から12機連続の成功で、通算成功率は94.44%。
 18号機は太平洋上を東へ飛行。固体ロケットブースタ、第1、2段エンジンを切り離して、約28分後にほぼ予定通りみちびきを分離した。12月ごろから衛星の運用を始める。
 みちびきは、日本とオーストラリア上空を8の字に周回し、現在活用している米国のGPS衛星を補完。日本のほぼ真上(準天頂)を飛ぶため、GPSが苦手なビルの谷間や山間部にも信号が届くようになる。これまで10メートルの測定誤差は約1メートルに向上するという。
オレンジ色の航跡を残しながら桜島の後方を上昇するH2Aロケット18号機=11日午後8時17分すぎ、鹿児島市吉野町
 
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