前首相 代表選後は挙党態勢を
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前首相 代表選後は挙党態勢を

9月11日 7時28分 twitterでつぶやく

鳩山前総理大臣は、訪問先のモスクワで記者団に対し、民主党代表選挙で小沢前幹事長と菅総理大臣のどちらが代表に選ばれても、いわゆるねじれ国会を乗り切るため、協力して挙党態勢を構築すべきだという考えを示しました。

この中で、鳩山前総理大臣は、民主党代表選挙で小沢前幹事長を支持する理由について、「今は国難とも言える状況であり、官僚主導ではなく、大胆な政治主導を行える常識を超えた発想が求められている」と述べました。そのうえで、鳩山氏は「正々堂々と戦ったあと、小沢前幹事長と菅総理大臣が握手できるような環境になってほしいと願っている。挙党一致で臨まなければ、国会運営はうまくいかない」と述べ、代表選挙で小沢、菅両氏のどちらが代表に選ばれても、ねじれ国会を乗り切るため、協力して挙党態勢を構築すべきだという考えを示しました。また、鳩山氏は「野党は与党を倒して政権を奪おうという発想で、法案ごとに協力できる相手を探す、いわゆる部分連合という甘い話が現実にできるとは思えない。ただ、公明党との連立も簡単に成立する状況ではないので、くふうしなければならない」と述べました。