「行動界隈」とか言うらしい。
行動する保守を自称する団体の中でも郡を抜いた行動力と機動性を有する「主権回復を目指す会」
8月も終わろうとする残暑厳しきある日、主権事務所では最高幹部会議が開催されていた。
出席しているのは代表の西村修平。
それと最高幹部のHとSの3人。
それと最高幹部のHとSの3人。
活動の方針が話し合われる。
HとSからは代表に対し公安情報が報告される。
主権会を調査対象とする警視庁の公安第三課。
その中でも敏腕刑事の誉れ高いK警部補。
主権会による活動があれば、何処へでも出向く。
ガッチリというよりはデップリとした体型で、影の様にとはいかず、
むしろその存在感を誇示するかのように常に寄り添って、行動を監視する。
むしろその存在感を誇示するかのように常に寄り添って、行動を監視する。
日頃からアニキと言うかオヤジのように慕うK警部補からもらう情報で会議は進行する。
8月の初旬に九段付近でマキヤストモが酒に酔って暴れた。
泥酔状態で警官に身柄を確保され、神田警察署に連行された。
「俺は韓国に行くんだ」、と意味不明の事を絶叫。
しかし、此処で神田警察署は何故か本人をマキではなく西村修平と誤認。
担当であるK警部補に連絡が行くが、後にマキであると判明した。
K警部補曰く。マキの異常さは尋常ではない。
あいつは最も危険だ。主権会の周辺からは排除せよ。
マキの街宣等に参加している人間も同じだ。
少数精鋭の機能集団としてはこのキチガイに一切かかわってはダメだ。
K警部補からの指示は絶対である。
一同で、この教えをありがたく頂いて、実行したのである。
知らないのはマキヤストモ、本人だけであった、、、、汗)