カゾクノキセキ

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4クール15日目・ジェムザール2回目 ~病変~


台風の影響で、朝から雨の中、
抗がん剤4クール15日目のジェムザール(2回目)投与の外来でした。


私が夕方、仕事から帰宅すると、夫はDVDを観ながらゆっくりしていた。
良かった。今日は午後はゆっくり出来たんだ、と思った。

ところが、話しを聞いてみれば。。。

今日も前回同様、午前中で済んだら、午後から出勤する予定だったものの、
行ってすぐに、外来の電光掲示板に【I先生の診察は、都合により1時間遅れです】
と表示されていたそうで、ガックシ・・・

いつも通りの時間だとしても、診察は10時前後。
1時間遅れということは、良くて11時頃。最悪お昼過ぎだな…と覚悟し、
血液検査を済ませた後は、病院の図書室でひたすら読書をしていたそうだ。
案の定、診察に呼ばれたのは、11時半頃だったらしい。

血液検査の結果、白血球が2400に減少。
ジェムザールは、今までで一番少ない1000mgまで減量しての投与となった。

昨日から訴えていた胃の痛みについては、主治医曰く、
「TS-1で胃が痛くなるということは、あまりないです。
 おそらく病変ですね。痛み、出てきちゃいましたね。」
 と言われたそうだ。

え?病変? 出てきちゃいましたね? それってどういうこと?
それ以外の説明は? ねぇ、他に何か言ってた?

と、心の中では質問攻めだったけど、夫には、
「そっか。病変なんだ…。痛みの対処方法は?」 と落ち着いて?言ってみる。

「痛み止めの対処方法は、麻薬を使うのでもう少し様子をみましょう。」 と言われたそうだ。
そして、次の抗がん剤投与は、1週間休んで来週から5クール目に入る予定だったが、
白血球が下がっていることも考慮し、2週間休むことになった。

診察後、ジェムザール投与に30分。
その前後に、生理食塩水+吐き気止めを10分ずつ投与するので、
点滴投与は50分くらいで終り、その後の会計や薬を貰うのを済ませると午後2時半過ぎ。
帰宅したのは、3時を過ぎていたそうだ。


今夜はお星様、出ていないけれど…
胃の痛み、ひどくなりませんように。
白血球、早く戻りますように。
副作用、ひどくなりませんように。
抗がん剤の効力が、続きますように。
ご飯がずっとおいしく食べられますように。
夜は、よく眠れますように。

ずっとずっと笑顔でいられますように。。。


◆本日の外来  ¥11040-


by kazokunokiseki | 2010-09-08 21:35 | 抗がん剤と副作用 | Trackback | Comments(6)
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Commented by のぎく at 2010-09-08 23:18 x
こんばんは、のぎくです。あの大雨の中ご苦労様でした。胃痛が出て先生には『病変』の説明...一つ良くなると一つ悪化する。妹のSLE活動期だった頃がまさにそれでした。
当然本人はテンションが下がり、不安だらけになるわけです。
とにかく、納得いかない治療はしない!先生とウマが合わなければ、チェーンジ!という、妹でした。極めつけは、『だって、先生はマニュアル通りで安全パイの治療しかしないんだもん。アタシステロイドは絶対イヤ!って言っちゃった。』
パパがもし痛みを我慢しているのであれば、何等かの理由で先生に言いにくいのかもしれませんね。自分の命を預けているのですから、先生にはいつでも何でも相談したいですよね。
ママからの様子、またはママご自身から見ていかがですか?
ガマンと遠慮はなさらない方がいいですよ。不安は、きっと台風が持って行ってくれたはず。またパパの体調も少しずつ落ち着いてきますよ。『今日と明日は違う』はずですから.....
今日明日の涼しいうちに体力を蓄えておきましょう!
キセキ一家がゆっくりお休みできますように。  のぎく
Commented by kansha-to-you! at 2010-09-09 21:26 x
そうだね。
ずっとずっと家族みんなが笑顔でいられますように。
Commented by kazokunokiseki at 2010-09-09 21:40
のぎくさん>
医師の言葉には、いちいち一喜一憂し、気持ちが萎えるというか、
モチベーションを持続するのは、大変ですよね。
時には妹さんのように言いたくなるのも、わかるような気がします。

痛みのことは、気がかりでなりませんでしたが、主治医の「病変」というひと言の説明だと、尚更、不安になるというか…。夫はもっと不安かもしれないと思うと、
根掘り葉掘りと聞くわけにはいきませんでした。
と、言っても、主治医からは、本当に「病変ですね」と言われただけだったみたいですし…
今のところ、ときどき胃の辺りに手を当てて、撫でるような仕草をします。

主治医は、コミュニケーションが苦手のようですが、
とにかく、聞きたいことは、聞くようにしています。ただ…
こちらから言わなければ、痛いか?とか、○○な症状は大丈夫か?など、主治医の方から、聞いてくれる感じでは、ないんですよね…
でも、腕は良いと評判の先生なんですよ。

のぎくさんのように具体的に、こうじゃないですか?と言って下さると、
グルグルしている頭の中が立ち止まることが出来て、なんだかほっとします。
Commented by なお at 2010-09-09 23:42 x
こんばんわ。
朝晩すっかり涼しくなりましたね。と言っても私は病院暮らしですが

ぜひ、主治医さんに聞いてみてください。
白血球が減少しているのに、なぜG-CSF (ノイトロジン)を処方せず
減薬してジェムを使うのか?

抗がん剤は標準量で投与しないと効果は発揮しません。
なぜ、エビデンス無視を主治医はするのか?
分かりませんね、私には。

膵臓がんに対する武器の第一選択はジェム+S1であります。
第二選択は、あるといいですが現状厳しいと言わざるえません。
ご自分の命ですから、納得できる闘病をなさってください。
もちろん、主治医を質問攻めにするのも常識の範囲で許されるでしょう。
次回、外来診察では質問事項をメモして渡せばよいと思います。
不安は限りなくあるでしょうが、頑張るしかありません。
Commented by kazokunokiseki at 2010-09-10 19:37
kansha-to-you!>
ありがとう!みんなもね!(*^o^*)
Commented by kazokunokiseki at 2010-09-10 19:39
なおさん>
コメントからしかお察しできませんが、なおさん、先日よりは、
ご気分が良さそうな気がして、良かった、と勝手に思っています。
でも、夜は眠れませんか?・・・投稿時間が心配です。
だいぶ秋めいた空気になってきました。
病院にいると外気温は分りませんが、雲や木々などの景色の変化には、
むしろ普段よりも敏感に感じられますよね。

私は(夫も)主治医を医師として信頼しています。
主治医の言葉には、上がったり突き落とされたりを繰り返しながら、
私たちなりに納得して今の治療を受けているのですが、
辛い状況になればなるほど不安は増し、おのずと疑問も生じてくるものです。

聞きたいことは、その場で聞ける限り聞いているつもりなのですが、
忙しい主治医なので、メモを渡しておいて次回に回答を頂く、
というのも、いい方法かもしれませんね!

なおさんが、ずっとずっと穏やかに過ごせますように。。。
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ある日突然、夫がすい臓癌に。ステージⅣb 。余命宣告。選択の余地もなく癌との闘いが始まった。どうか「奇跡」が起きますように。切実な願いを込めて、ここに家族の「軌跡」を記します。


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