カゾクノキセキ

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直接効果判定基準


昨日の愛さんのコメントで、(抗がん剤 4クール目・ジェムザール1回目)
『(抗がん剤)を減薬してもがん細胞の多様性に合致すれば、PRもSDも望めます。』
の言葉が、頭にひっかかり、早速、調べました!
…じゃなかった、今回は親友ナースに、お昼休みにメールして聞きました。(^^;)


私が知りたかったのは、PRとSDが何のことを意味しているのか?
PRとSD・・・たぶん私は、耳にしたことがなかった、と思う。

回答(メールの返信)は。。。

 抗がん剤がどのくらいきいているかを判定する基準のこと。直接効果判定基準という。

 CR→完全奏効、がん全体が抗がん剤によって4週間以上完全になくなった
 PR→部分奏効、だいたい半分くらい腫瘍が小さくなってそれが4週間以上継続できた
 SDもしくはNC→抗がん剤してから4週間以上たっても変化なし(きいてない)
 PD→進行、新たに腫瘍ができた。あるいは今まであった腫瘍が25%以上増えた

 っていう意味。抗がん剤を継続するか否かの判断にするよ。


さすがだね!(*^-^*) ありがと~!kansha-to-you!

夫が入院したばかりのころ、毎晩、一段落してからネットで検索し、
「すい臓がん」に関しては、勉強しまくった。

National Cancer Institute(NCI)=アメリカ国立癌研究所のHPの
すい臓がんのサイトは、全部英語だったけど (これも↑彼女に翻訳してもらい)
世界で一番最新最良の治療方法を調べたり、日本中の治験を調べたりしているうちに、
いつの間にか窓の外が白んでいることも、しばしば。

医療用語など、ある程度の知識を得ているのと、全く知らないのとでは、
主治医の話しを聞くにしても、まったく違うから、大切なことだと思い知った。

今回も愛さんのお陰で、またひとつ勉強になりました。
ありがとうございます。



by kazokunokiseki | 2010-09-02 23:59 | 情報 | Trackback | Comments(7)
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Commented at 2010-09-03 16:18 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2010-09-03 16:19 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by at 2010-09-03 20:18 x
数年前セカンドオピニオンに行き、医療用語が
わからず、それを説明されて時間が過ぎた事がありました。1時間4万円が勿体無かった(^-^)
自身のがんを知る・・・怖い事でもあり、知識は悲しみを増す事も
多々あります。でもやはり敵を知らないと闘えないかなぁ・・と
私なりに勉強??して、思わずPRもSDなどと書きました。
今私の治療をしれ下さるドクターは、患者は自身のがんの無知ではいけない!と。
主治医は貴女自身!だとも。


誤解されるといけませんが
抗癌剤の少量投与・・・副作用でQOLが下がりたくない、しかしがんの縮小も望まず・・は
あくまで私が自身の人生観や死生観を考えた上での治療なので、これを薦めるものではありませんから
Commented by kazokunokiseki at 2010-09-03 22:22
鍵付きの「M**」さん> (HN:一部非公開)
辛く大変なときを乗り越えられてきたのですね。
私も父を病気で亡くしていますので、お気持ちお察し致します。

夫の病気が発覚したとき、何も手に付かず、でも、何もしないわけにもいかず、
なんとなく、残していきたい、って気持ちから始めたブログですが、
同じ病気の方や家族の方にアクセスしていただくようになり、
何でもいいから何か少しでもお役に立てれば…と思うようになりました。

夫の病状と比例して、気持ちも上がったり、突き落とされたりなのですが、
信じていくしかありません。

温かい言葉、励みになります。ありがとうございます。
Commented by kazokunokiseki at 2010-09-03 22:25
愛さん>
夫は、自分にとってマイナスな情報は要らない、見たくない、と言い、
情報は、私が勉強してプラスな情報だけ夫に伝達する役になっています。
告知の頃、主治医の医療用語が分らない自分に腹が立ち、必死で勉強しました。

若い頃から、何をするにしても夫が頼りでしたが、
今は私にできることは何でもしたいし、私を頼りにしてもらうことで、
病気を治してあげられない、代わってあげることもできない
自分の気持ちを納得させているのかもしれません。

家族で一緒に闘っていこう!って日々過ごしていますが、
本当に(体も精神的にも)闘っているのは、夫自身なのですよね・・・
周りのものは、ただ寄り添っていることしかできない、
もどかしさというか、無力さというか・・・弱気になるときもあります。
でも、あきらめずに信じていくことだけは、強くなっていっています。

愛さんのQOLを考慮した治療方法であること、理解しています。
この病気は100人いれば100通りの経緯があるのですから…

いつも素敵な言葉をありがとうございます。
改めまして、どうぞご自愛ください。
Commented by きなこ at 2010-09-04 21:22 x
私も父が癌とわかったときに、パソコンの前に張り付いていました。
民間療法にも手を出そうとしていました。

でも、今は食べれるものを食べて、ゆったりと父が過ごせるような治療が一番だと思っています。

今の目標は体力回復です。
Commented by kazokunokiseki at 2010-09-04 23:59
きなこさん>
お父様、早く足のむくみが取れて、
気晴らしに散歩ができるようになるといいですね。
食欲も体力も焦らず少しずつ回復されますように。
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ある日突然、夫がすい臓癌に。ステージⅣb 。余命宣告。選択の余地もなく癌との闘いが始まった。どうか「奇跡」が起きますように。切実な願いを込めて、ここに家族の「軌跡」を記します。


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