栃木県は救急医療現場で働く医師を励ますため、患者らから寄せられた感謝の言葉を紹介した小冊子「救急医療を担う医師への感謝のメッセージ」を作製した。県内72の救急医療機関に配布する。
メッセージは24点。「私は彼らによって生かされている。だから、どんなことにも挑戦する勇気がわいてくる」「一日一日を大切に生きています」など医師への感謝と生きる喜びを率直な言葉でつづっている。
「激務に耐えている医師と患者の相互理解につながれば」と県の担当者。深刻な医師不足の中、患者が紡ぎだした言葉が、疲れた医師の心と体を癒やすビタミンになることを願っている。【山下俊輔】
毎日新聞 2010年9月10日 19時07分(最終更新 9月10日 19時50分)