出雲市と島根県斐川町は11日、同町中央公民館で来年10月1日に市が町を編入するなどの合併協定書に調印した。町は10月中に10年続いた合併論議の決着をつける住民投票を実施する予定となっている。
法定合併協議会の委員や町民ら約500人が出席。溝口善兵衛知事らが立ち会い、長岡秀人市長と勝部勝明町長が25項目の協定書に署名、調印した。
長岡市長は「町との合併は歴史的使命と思って取り組んできた。一つになって大きな力を発揮したい」とあいさつ。勝部町長は「長い歴史のある町にとって、地方分権時代に対応できる新たな50年のスタートが求められている」と述べた。
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【写真説明】合併協定書へ調印した後に溝口知事(中央)らと握手を交わす勝部町長(左から2人目)と長岡市長(同4人目)
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