日本サッカー協会は10日、東京・文京区の日本サッカーミュージアムで、ジャーナリストの賀川浩氏(85)ら日本サッカー殿堂入りした6人の掲額式典を行った。
賀川氏のほかは、日本代表初のチームドクターを務めた大畠襄氏(79)、元国際審判員の浅見俊雄氏(76)、東京・メキシコ両五輪代表の鈴木良三氏(70)、日本リーグで260試合連続出場の記録を持つ落合弘氏(64)と、日本リーグ初の日系ブラジル人選手として活躍した故吉村大志郎氏。
74−84年にサンケイスポーツ(大阪)編集局長を務め、足かけ60年に渡り活動を続ける賀川氏は「日本サッカー界は、どん底の時代も今もいつも前向きなのが推進力と思う。前向きでいれば楽しいことがある」と日本サッカーにエールを送った。