（子どもたちがみんな元気だったので一安心。右端が校長先生）
「在特会」の攻撃を受けた京都朝鮮第一初級学校を激励しようと、午後、Aさん、Kさんと３人で、学校を訪問してきました。
ちょうど学校では、年末行事の餅つきの真っ最中で、校長先生を初め、先生方、大勢の子どもたち、そして保護者の方々に暖かく迎えていただきました。
校長先生に花束を渡した後、皆で、一緒に、つきたてのお餅や豚汁、キムチまでご馳走になって、恐縮しました。
校長先生から経過などを説明していただいた後、お母さんたちを交えて話し合いました。お母さんの中には、「ありがとう。本当にうれしいです。」と、涙を流す方もおられ、当日はどんなに悔しかったのだろうかと思うと、こちらまで胸がつまりました。
（校長先生や、お母さんたちから、当日の様子や、学校がかかえる問題などを聞く）
今日も、前の児童公園では、大勢の子どもたちが遊んでいましたが、この公園は、来年２月、高速道路の資財置き場になるため、半分ほどしか使えなくなってしまうとのことです。「在特会」の問題も大変ですが、こうした朝鮮初級学校がかかえる問題などを今まで知らなかったことを恥じ入るばかりです。
それでも、子どもたちが、ニコニコと、とてもいい顔をしていたので、ひとまずはほっとしました。
（児童公園で元気に遊ぶ子どもたち。正面左の建物が学校）
昨日、ニュースを聞いたばかりで、何をしていいかよく分からず、ともかく気持ちだけでも伝えようと駆けつけたのですが、行くことができて本当に良かったです。
「ざいとく会」も再度やってくる可能性も強く、これから、どういうことが必要になるか分かりませんが、また、みんなで何ができるか考えましょう。
以下、今朝、大慌てで書いて、花束と一緒に渡した手紙です。
連絡先として、私と松本さん。そして、賛同人として、今まで連絡をいただいた７名の、合計９名の名前で書かせていただきました。
なお、花には、「頑張ってください。支援しています。京都市民有志」という札をつけました。
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京都朝鮮第一初級学校 教職員、児童の皆さまへ
寒くなってまいりましたが、皆さま方にはお元気にお過ごしでしょうか？
１２月４日（金）に、「ざいとく会」が、朝鮮初級第一学校に対して、とんでもない攻撃をかけてきたことを知りました。当日の動画も見ましたが、あまりの差別言辞には唖然としました。
「ざいとく会」は、今、いろんなところに押しかけ、ひどいことを続けていますが、今回は、特に、学校で、子どもたちの前での蛮行ですから、絶対に許すことができません。
同時に、私たちは、彼らのこのような行動を許している私たち日本人、京都市民
の「弱さ」を、恥ずかしく、そして、申し訳なく思います。私たちも、朝鮮第一初級学校が、彼らの脅しに決して屈することのないように、できるだけのことをしていきたいと考えています。
今は、とりわけ、子どもたちへの影響が心配です。皆さん、大丈夫でしょうか？
是非、みんなに、多くの京都市民が、今回の問題を心配し、朝鮮初級学校を支援していることをお伝えください。
一部の連中の蛮行に屈することなく、子どもたちの教育権を守りぬかれることを期待しています。頑張ってください。
２００９年１２月９日 京都市民有志