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9月16日号 |
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「私は外相、パパは農水相」真紀子センセイ怪気炎

「一郎さんが総理になったら、私は外相ね」
小沢一郎民主党前幹事長の党代表選出馬表明2日前、地元長岡で田中真紀子元外相(66)が怪気炎をブチ上げた。後援会幹部たちはいつもの妄言と聞き流していたが、次の言葉には腰を抜かさんばかりに驚いた。
「パパも、これで大臣ね。何って、農水大臣よ」
パパとは、真紀子センセイの愛する夫、田中直紀参院議員(70)のこと。小沢政権誕生で、真紀子センセイは夫婦揃っての入閣を宣言したのだ。
「直紀さんは農水副大臣の経験もあり、年齢的に最後のチャンスかも……」(後援会幹部)
直紀氏は69年の“婿入り”結婚で、鈴木から田中姓に。96年に落選したものの衆院を3期、参院も3期目のベテラン議員。
「直紀さんは“良い人”という評判だが、政治判断は真紀子さんに委ねているとも。地元や永田町では“真紀子さんの夫”という認識で、“婦唱夫随”として知られています」(政治部記者)
昨年、真紀子センセイの民主党入党時も、パパは自民党離党を強いられ、行動を共にさせられている。
「代表選の小沢前幹事長の推薦人名簿には真紀子氏ではなく、直紀氏が名を連ねている。9月4日に池袋で小沢氏が街頭演説をした際には、谷亮子参院議員や真紀子氏と一緒に、直紀氏も苦手な応援演説をしました。全ては真紀子氏の差し金でしょうが、彼女は直紀氏の入閣を本気で考えているのです」(同)
で、直紀氏の入閣の可能性はどうか。
「極めて低いが、ゼロではない。言い換えれば、他の政権での入閣は、この先も厳しいでしょう」(同)
先の幹部は、早くもこんな不安を抱いているのだ。
「万が一、小沢内閣で直紀さんが入閣して、真紀子サンが駄目だったら、何が起きるか。それを考えると……」
と言って、菅総理が勝っても困る。彼らの眠れぬ夜は続くのだ。
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