阿久根市長リコール署名集め終了 15日市選管に提出鹿児島県阿久根市の竹原信一市長のリコール(解職請求)を目指す市民団体「阿久根市長リコール委員会」は10日、請求に必要な有権者の署名集めを終えた。15日に市選挙管理委員会に提出する。 署名集めは8月17日に開始。リコール委は同月25日、請求に必要な有権者の3分の1(約6700人)を上回る8420人分を集めたと発表したが、最終的な署名獲得数は未公表。同委は「市民の期待の大きさを感じた。必要数は集めているので必ずリコールを成立させたい」としている。 市選管の審査などを経て署名数が確定すれば、60日以内に住民投票を実施。過半数の賛成で市長は失職し、50日以内に出直し市長選が行われる。竹原市長は出馬を明言している。 竹原市長はまた、リコール手続きの署名審査などの費用として、10日までに補正予算約370万円を専決処分した。 【共同通信】
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