大相撲の力士らによる野球賭博事件をめぐり、東京地検は、元大関・琴光喜から口止め料として1億円を脅し取ろうとした罪で元力士の男ら3人を起訴しました。

 恐喝未遂の罪で起訴されたのは、元力士の古市満朝被告(38)と指定暴力団山口組系幹部の万谷里弘被告(37)ら3人です。古市被告らは今年3月、大阪府岸和田市に琴光喜の床山を呼び出し、「琴光喜が野球賭博に関与していることを週刊誌にばらす」と脅迫しました。そのうえで、大阪市内の路上に琴光喜を呼び出し、口止め料として1億円を脅し取ろうとした罪に問われています。古市被告は、琴光喜から現金350万円を脅し取った罪ですでに逮捕・起訴されています。

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