救急隊員「死後2時間超経過」押尾被告公判

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救急隊員「死後2時間超経過」押尾被告公判

< 2010年9月9日 21:35 >
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 保護責任者遺棄致死などの罪に問われている元俳優・押尾学被告(32)の裁判員裁判の第4回公判が9日、東京地裁で行われた。現場に駆けつけた救急隊員が出廷し、「女性は死後2時間以上たっていた」などと、事件当時の現場の様子を話した。

 押尾被告は、一緒に合成麻薬「MDMA」を飲んだ田中香織さん(当時30)の容体が悪くなったにもかかわらず放置し、死亡させたとして、保護責任者遺棄致死などの罪に問われ、保護責任者遺棄致死罪では無罪を主張している。

 9日の公判には、事件当日、現場に駆けつけた救急隊員が出廷し、「現場に到着した際、押尾被告はおらず、田中さんは硬直状態だったことから死後2時間以上たっていた」と述べた。また、別の救急隊員は「薬物の使用について確認できていれば、最も緊急性の高い患者として救命救急センターに運ぶことができた」と証言した。

 押尾被告は資料と照らし合わせ、メモを取りながら聞いていた。

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