2010年09月09日

she ain't suckn'. quite the meteor dog eh?

http://www.nicovideo.jp/watch/sm12047671

新作描いてみた動画をアップしました
9月15日発売
「EXIT TUNES PRESENTS Vocaloanthems feat.初音ミク」 
の収録曲でやってます



引き続きコメントは読んでます。

自演の疑いをかけられてるコメントに関しては
自演の可能性は極めて低いものと確認してます


studio-t at 16:41|PermalinkComments(8)TrackBack(0)この記事をクリップ!

2010年08月24日

仏々とした話

生放送を何度か見てた方はご存知かも知れませんが、
ずっと音信不通だった例のお話に進展がありました。

昨日やっとネームの一部でOKと
ネームの大部分も微修正したものの再提出でOK
という事で、

ついに原稿が描けます。
具体的な話もらってから約半年もかかったので
長いやら短いやら。


で、本自体の発売は来年の春以降になりそうです
「そもそも日本で買えるのか」
という質問を生放送でも身内からもよく耳にします。
確定ではありませんが朗報として、
日本語版を限定でコミケの企業ブースで出す計画もあるとか。

来年の夏は企業ブースに座るかもしれないかと思うと
テンションあがってきます。


studio-t at 22:45|PermalinkComments(120)TrackBack(0)この記事をクリップ!

2010年08月21日

コミケおつかれさまでした

コメントは全部ちゃんと読んでるので
ご心配なく。

さて、夏コミは久々に宅急便使うことなく
在庫を全部キャリーで持って帰る事ができました。

隣のブースが実に気さくな人たちで
暑い一日だったけど楽しく過ごせました。
遠方から来ていただいた方もありがとうございます。

さっき冬コミの申し込みを終えたので
受かれば次のイベント参加は冬コミになります。


studio-t at 15:33|PermalinkComments(48)TrackBack(0)この記事をクリップ!

2010年08月13日

今回の新作のトレスについて

どうも、珍しくちょっと真面目な話をしますね

いくつか連絡を頂いたのでここに僕の意見をまとめさせて頂きます。

まず、 ここ最近のゆのみPさんの騒動を認知した上で
僕が最近ニコ動にアップした動画

http://www.nicovideo.jp/watch/sm11709886

を見てもらえるとすぐわかると思いますが、
magnetパートでトレス作業の工程を見せて風刺しています。

これは例えばラップミュージックで、
他の有名なアーティストのメロディラインや歌詞を
そのまま使用して風刺する「ディス」の方法の一つと似てると思ってます。

この表現に対してあまり気持ちよく思われない方も大勢いると思います。 
これは承知の上でやりました。 

ひとつ理解して欲しいのは、僕自身はゆのみPさんを擁護する立場
でいるという事です。

もちろん、写真の無断使用等といった行為は許される事では
ありません。しかしそれは当事者同士で解決すべき問題です。


そして僕がゆのみPさんを擁護する理由ですが、

写真の無断使用やトレスは表現の世界では当たり前に
ツールの一つとして存在してる歴史があります。
中には高額な値段で公正に取引されてるものや、
美術館に展示してるのもあります。

身近なもので、ウェブ、書籍、アニメ、等にも当たり前に存在してます。 

個人的体験を元にたとえ例をひとつあげます。

「2時間後に締め切りなんだけど5千円やるから野球場を描いてくれ」
この場合、0から野球場を描く時間も
自分で撮った過去の写真も
写真を撮りに行く時間もチケット買う資金もありません。
断れば多くの人に迷惑がかかる上、自分の信用はガタ落ちです。
そこで対策としてウェブ上にある写真の無断使用ですが、

・可能な限り権利を主張されないソースにする
・権利者もすぐには気づかないレベルまで加工する

この2点は気をつけます
これは現代的な社会的常識を考慮しての事です。 
どうあれ、僕自身写真の無断使用で金を稼いだ事があるという事です。

よって自分とゆのみPさんとで表現の中に写真の無断使用がある
という点で違いはありません。 
ゆのみPさんに写真の無断使用をやる上での社会的常識と
経験がなかっただけです。

この社会的常識と経験の欠如ですが、同じ絵描きとして
こういった部分の欠如が痛いほどわかります。
社会的常識がどうしても持てないからこそ絵を描いてると言っても
過言ではありません。

ゆのみPさんの表現にはセンスと才能があふれていると思います。
今回の騒動を期に世間に発表する事をやめてしまうのであれば
すごく惜しい事です。
今ある問題をすべて解決し、是非クリーンなやり方を覚えて
これからも作品を発表し続けて欲しいと思っています。


さて、本題のトレス風刺ですが、ここまで読んで
「ゆのみPさんの擁護しておいて、なぜ批判的な表現をするのか」
という疑問を抱く人もいると思います。

冒頭に述べたように「ラップで言うディスみたいな表現」。

これを「トレス」という技法に絞って描いてみた動画で再現できた作品が
かつてあったでしょうか。僕は見たことありません。
組曲絵描き歌で福田総理を描いたあたりにも似たような
雰囲気はありますが、
あれでは昔ながらの風刺漫画の域に止まっています。

「新しい表現」と言ってしまうと大袈裟かもしれませんが、
思いついてしまった以上、どう批判を受けようと、
ゆのみPさん本人を傷つけてしまう可能性があろうと、
やらざるを得ません。 

これもまた絵描きとしての自分の
社会的常識の欠如の表れだと思います。

長くなりましたがここまで読んでくれたのならありがとうございます。
こういう商業では絶対にできない表現を
なんの障害もなく発表できてしまうのがニコニコ動画の可能性の一つだと
確信しています。
だからコメントのNG登録も一切しません。


studio-t at 12:29|PermalinkComments(297)TrackBack(0)この記事をクリップ!