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小野大輔が主題歌も。「心霊探偵八雲」10月よりBS2にてスタート

2010-09-10 20:06

NHKにて10月より放送開始の新番組「心霊探偵八雲」の記者会見が行なわれた。

原作は神永学によるシリーズ累計250万部超の人気ミステリー小説。主人公の斉藤八雲は死者の魂を見ることができる大学生だ。愛想がなく、どこか心を閉ざした印象がある人物だが、ある事件をきっかけに頼ってきた女子学生・小沢晴香とともにさまざまな事件を解決していくことになる。

記者会見には黒川智之監督、主人公の斉藤八雲を演じる小野大輔、そしてNHKのチーフプロデューサー・斉藤健治の3名が登場した。

写真右から黒川智之、小野大輔、斎藤健治

放送される日曜夜のBSアニメ枠で本格ミステリを原作にしたアニメは初の試みになる。斉藤は「キャラクターや映像が秀逸なミステリーアニメ。毎回、ハラハラ・ドキドキを感じることができる完成度の高い作品。秋の夜長にはピッタリの番組に仕上がったのでは」と紹介した。

黒川は原作を読んだ感想を「オカルトホラーと思いきや、すばらしい人間ドラマが描かれた作品という印象を受けた」と語る。

小野は「とても重く、1話を見て、長編劇場作品を見たような満足感と疲労感を覚えた」と話す。作品については「(主人公の八雲が)霊が見えることから始まるが、霊現象を追って事件を解決するのがゴールではなく、闇の先にある光をみんなと見る、闇を描いた上で光を描こうとしているのでは。作品の本質は人と人との絆」と説明。

また、小野はJangled Catの名前でオープニング主題歌も担当する。これは「イライラした猫」という、八雲の性格の一部を表現した名前。物語上での八雲の成長に従って3段階歌が変わっていくという。「八雲の中に貯めていた闇の部分を音楽の中に盛り込んだ。闇が人と人との絆の中で人間として成長していく姿が歌の中でも表現されている」と話した。

--映像化するうえで気をつけたところは?
黒川
「キャラクターの数が多いので、13話の中でどう描ききるかが難しかった。これは人々の本音と建前の物語で、本当の自分を隠して生きているところにスポットライトを当て、群像劇的に関わることで、そこに見え隠れするキャラクターの魅力が伝わります。メインの話の軸にどのようにからませていくかが気をつけたポイントです」

--ドラマCDでも八雲を演じているが、アニメでの役作りの違いは?
小野
「CDドラマの時とでは差がありません。僕にとっては八雲を演じること=苦しみでした。その中でも、闇の先に光があり、今は13本を録り終わって晴れ晴れとした気持ちです。八雲と一緒に成長できたと思います」

--アニメオリジナルの話は?
黒川
「原作は凄惨な事件が多いので、文庫版についている『添付ファイル』を元にふくらませて、大きな事件の合間に心温まるオリジナルエピソードを入れています。エピソードの幹は何か、八雲はどう変化するのかを原作に沿って、13本の中でどう使って展開させていくかが大事でした」

小野
「いち原作ファンとしてみても、構成が見事です。あれだけのボリュームをこの短い本数の中に収めるのは不可能だと思っていた。そこを巧みに、一番大切なところを押さえた上でアニメならではの展開や演出をしていて、オリジナルの温かい話を入れることでさらに八雲という作品の本質が見えてきたのではないかと思います」

放送はNHK-BS2にて、10月3日(日)午後11時~11時25分よりスタート。

アニメ「心霊探偵八雲」公式サイト
http://www9.nhk.or.jp/anime/yakumo/


<キャスト>
斉藤八雲/小野大輔
小沢晴香/藤村 歩
後藤和利/東地宏樹
石井雄太郎/川島得愛
斉藤一心/関 俊彦
畠 秀吉/納谷六朗
両目の赤い男/高瀬右光
七瀬美雪/柚木涼香
土方真琴/豊口めぐみ

<スタッフ>
原作/神永学
キャラクター原案/小田すずか
監督/黒川智之
シリーズ構成・脚本/川崎ヒロユキ
キャラクターデザイン/芝美奈子
総作画監督/番由紀子、天﨑まなむ
美術監督/朝倉千登勢
色彩設計/小島真喜子
撮影監督/堀内美咲
編 集/黒澤雅之
音響監督/高寺たけし
音楽/R・O・N
アニメーションプロデューサー/村岡秀昭
制作統括/斉藤健治、横尾堅示
アニメーション制作/ビィートレイン

オープニングテーマ:「Key」
作詞/酒井ミキオ
作曲・編曲/R・O・N
歌/Jangled Cat(CV/小野大輔)
エンディングテーマ:「Missing You」
作詞・作曲/小峰理紗
編曲/窪田ミナ
歌/コミネリサ

(C)神永学・角川書店/NHK・総合ビジョン