システム開発のニューコム(茨城県つくば市、関沢康史社長)は高齢者向けの簡易パソコンを開発、月内にも販売を始める。画面に触れて操作するタッチパネル一体型で、使用できる機能を絞った設計が特徴。インターネットを通じて家族など機能が分かる人に遠隔操作してもらうこともできる。高齢者らパソコン初心者に売り込み、初年度は500台の販売を目指す。
簡易パソコンは使用する機能をネット、メール、画像、ネット通話「スカイプ」の4機能に限定した。米マイクロソフトの基本ソフト(OS)ウィンドウズに対応したシステムだが、通常のパソコンと違いシステムの変更など他の機能は一切操作できない設計となる。
ネットなどの機能を使用する際は、高齢者が使いやすいよう画面上に2~3センチ程度の大きな操作ボタンを自動表示。タッチパネルの問題点である、押し間違いなどの操作ミスを減らすことができるとみている。
使い方に迷った場合は、スカイプの音声通話やテレビ電話を使って、パソコンの操作がわかる第三者に連絡。家族らにパソコンを遠隔操作してもらうことも可能だ。メールや電話番号のアドレス帳登録、URLの入力登録など面倒な操作を第三者に任せることで、ストレスなくパソコンを使用できるようになるという。
タッチパネル画面の大きさに合わせて17型、19型、22型の3商品を用意した。価格は14万~16万円。ネットなどを使ってみたいと考えるパソコン初心者の高齢者らの需要を見込む。
ニューコムは2006年に設立。09年3月期の売上高は約6000万円。ソフトウエアやタッチセンサーなどのシステム開発を手掛ける。
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