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懲戒処分:松戸署巡査長、飲酒当て逃げで免職 「現場まで覚えていない」 /千葉

 ◇被害届受け発覚

 県警松戸署地域課で交番に勤務する男性巡査長(47)が7月、酒酔い運転で当て逃げ事故を起こしていたことが9日分かった。県警は同日付で巡査長を懲戒免職処分とし、我孫子署が道路交通法違反(酒酔い運転、当て逃げ)容疑で地検松戸支部に書類送検した。

 送検容疑は、巡査長は7月13日午前1時10分ごろ、我孫子市下ケ戸の国道356号の交差点で、酒に酔った状態で乗用車を運転中、道路脇のガードパイプに接触。さらに、約300メートル離れた民家の駐車場にとめてあった乗用車にも接触し、警察へ届け出ず自分の事故車両をレッカー車で運んだとしている。

 県警監察官室によると、当て逃げされた乗用車の持ち主が目撃者から巡査長の車のナンバーを教わり、我孫子署へ被害届を出したことで事故が発覚した。

 巡査長は「前日午後9時半ごろから3時間、350ミリリットル入りの発泡酒3本と焼酎のウーロン割り数杯を飲んでいた。どうやって現場まで車で行ったのか、よく覚えていない。飲酒運転がばれると思って逃げた」と話しているという。

 県警の西野正一・首席監察官は「取り締まる立場の警察官がこのような事案を発生させ極めて遺憾で、被害者、県民に深くおわびする」とコメントした。【駒木智一】

毎日新聞 2010年9月10日 地方版

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