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能見、130日ぶり1軍マウンドで7回2失点10K!

ただいま10K!4カ月ぶりの登板の能見は7回2失点と合格点

 苦しかった思いをひとつずつかみしめるようにマウンドに歩を進めた。右足甲を骨折してリハビリを続けていた能見が130日ぶりに1軍に復帰登板。ブランクを感じさせない快投で完全復活を印象づけた。

 初回は1死三塁から森野に先制タイムリーを浴びるなど不安定だった。
 「とにかく初回から全力でいきました」

 それでも、左腕がうなりをあげたのは3回だ。森野、和田、ブランコのクリーンアップをすべてフォークで3者連続三振。4回の藤井と合わせて圧巻の4者連続三振でスタンドのボルテージは最高潮に達した。

 「追いついてすぐに取られてはいけない」。5時間超えの死闘を終えて口をついたのは反省の言葉だけだった。

 4回に2死から3連打を浴びて勝ち越しを許したものの、今季最多の128球で7回10奪三振2失点。このまま中6日でローテーションが回れば、再び23日の中日戦(ナゴド)で先発することが濃厚。激しい優勝争いを繰り広げるチームに左腕エースが鮮やかに帰還した。

[ 2010年9月10日付 ]

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