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女48キロ級 坂本日登美が7度目の世界一

女子48キロ級決勝 ラリサ・オオルジャク(右)を破り、優勝した坂本日登美
女子48キロ級決勝 ラリサ・オオルジャク(右)を破り、優勝した坂本日登美
Photo By 共同

 【レスリング世界選手権】8日に行われた女子48キロ級で、坂本日登美(29=自衛隊)が初優勝して日本勢で今大会初の金メダルに輝いた。

 坂本は非五輪階級の51キロ級を含め7度目の世界一。準々決勝で08年北京五輪金メダルのキャロル・ハイン(カナダ)を破り、決勝では欧州女王ラリサ・オオルジャク(ロシア)に2―1で逆転勝ちした。「今までで一番緊張して胃が痛かった。五輪階級の凄さを知った」。48キロ級に妹・真喜子さんがいたため55キロ級で北京五輪を目指したが、吉田沙保里に敗れて引退。しかし、昨年、真喜子さんも引退したため48キロ級に転向して現役復帰した。妹には減量中に食事面などでサポートを受けており「妹の支えが大きかった。自分一人の力では勝てなかった」と感謝した。

 また、51キロ級では初出場の堀内優(19=日大)が銀メダルを獲得した。

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