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吉田 無敵の無失点完全V 次は「五輪3連覇目指す」

女子55キロ級決勝で、アゼルバイジャンのユリア・ラドケビッチ(手前)を攻める吉田沙保里
女子55キロ級決勝で、アゼルバイジャンのユリア・ラドケビッチ(手前)を攻める吉田沙保里
Photo By 共同

 【レスリング世界選手権】最後は正面からのタックルで勝負を決めた。信念を示す豪快な勝ちっぷりに「(五輪2連覇と合わせて)世界10連覇は気持ちいい。やっぱり攻める選手が強い」。吉田が達成感をにじませた。

 ここ数年は相手の懐に飛び込むタックルが警戒され、簡単に入れなくなった。研究されれば、さらに上をいくだけ。腕を使って相手を組み止めたり、崩したりなどと技術を磨いてきた。

 鋭いタックル一辺倒だった戦い方が多彩になり、栄和人監督が「大人のレスリングになった。芸術的といってもいい」と絶賛するほど、武器の攻撃力に緩急がついた。

 1回戦から準決勝までの4試合は相手を崩す、力みのない戦いぶり。その伏線があったから、決勝で正攻法のタックルが効果を見せた。攻撃は最大の防御という言葉通り、5試合すべて無失点の完全優勝。それでも無敵の27歳は「完ぺきはない。もっと高いところを目指さなければいけない」と手綱を締めた。

 自らが持つ女子最多優勝の記録を更新したが、あくまでも通過点にすぎない。「日本女子で五輪3連覇はいないので、ロンドン(五輪)ではだれも成し遂げたことがないことをやりたい。明日から練習したい」と意気込んだ。 (共同)

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